片頭痛と緊張性頭痛について

片頭痛と緊張性頭痛の対策

春先や秋にかけて、気候の変化や生活様式の変化に伴い、体の不調を訴えられる方が増えます。

中でも頭痛を訴えられる方は非常に多いです。

ひだまりケアの施術の中でも、頭痛に対応したものを行うことが多く、特に頭痛のストレスを取り除くことが、生活の向上に影響すると痛感しています。

この記事では、片頭痛と緊張性頭痛について、読むだけで知識をつけ少しでも症状の改善のお助けができればと考えています。

女性に多い片頭痛


片頭痛については様々な要因がありますが、中でも多いのが女性の生理周期に関わるものです。

PMS(月経前症候群)の中でも片頭痛の訴えがある方が多く、頭痛の感じ方としてはズキンズキンと脈打つような鋭い痛みが走ります。


図1:卵胞ホルモン(エストロゲン)が減る時期に片頭痛が起こりやすいとされています

特に排卵直後月経前2つの時期、つまり女性ホルモンのエストロゲンが減る時期に起こりやすい鋭い頭痛ですね。

この場合は、エストロゲンやセロトニンなど体内の伝達物質が影響していることが多いので、単に整体で筋肉を緩めたりストレッチをするだけでは根本的な解決にはなりません。

体の緊張をほぐすとともに、生理不順対策に準じた対応をとることで、頭痛が和らいだりすることがあります。
(※片頭痛が起きている最中に運動やシャワー、マッサージをすると痛みが増したり吐き気をもよおすことがあるので注意が必要です)

生理不順になる要因としては、糖質の摂りすぎ、②良質な油の不足、③体の冷え、その他不規則な生活、腸内環境の乱れが考えられます。

①②③の要因を解消すればその他の要因は解消されやすいので、あえてこのように挙げました。

(例:糖の摂りすぎ→睡眠の質の低下につながる!)

またこれらは疲れやすくストレスに弱い体になってしまう要因でもあります。

糖質は、砂糖や白米を少し控えめにして、血糖値の急激な上昇を抑えるようにしましょう。
これで痛みの原因になるストレスホルモン(副腎皮質ホルモン)の異常な分泌が抑えられます。

良質な油とは、主に青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸のことです。オメガ3は善玉コレステロールの働きを助けて、便秘解消や精神の安定にも役立ちます。

逆に質の悪い油とは、食パンや甘いお菓子の中に使われるマーガリンなどのトランス脂肪酸のことです。

冷え対策とは、お腹周りと下半身を冷やさないことです。例えば朝と寝る前に温かいお白湯を飲むことは非常におすすめです。また糖質に偏った食事を止めて、根菜やニンニク、生姜を意識的に多く取ることは体を陽性体質に保つとされています。

これら以外にも気をつけたい事としては、女性の場合生理前の1週間や生理中はリラックスに努めることです。

この時にやむを得ない場合を除いて過度な運動をしないことです。

ダイエットをしている方は、生理後から排卵期にかけて活発な運動をするのをおすすめします。その方が無駄がなく効果的でもあります。

 

ストレスで悪化する緊張性頭痛


次に緊張性頭痛に関してですが、これは多くはストレスが関係しています。

特に首の後ろから背中の上部にかけての凝りが強く、ドーンと重い感覚の痛みが続くのが緊張性頭痛です。

精神的なストレスは、身体の構造的ストレスとも関連し合っており、姿勢が悪いと特に呼吸が浅くなったり自律神経が乱れやすく、そのことが精神的ストレスを感じやすくなります。

首の後ろから、背中にかけての筋肉の緊張をほぐすことで、気分が軽くなったり頭痛が緩和することが多いです。

頭の重さは、体重の10分の1とも言われています。つまり50キロの体重の人は、頭の重さが5キロです。
70キロの人は7キロ。

5キロのダンベルを、首と背中で支えていると考えてください。特に現代人に多い猫背の人は、5キロのダンベルを少し前かがみでずっと支え続けることになるので、首や背中の筋肉を酷使していることが容易に想像できると思います。

施術で首周りの筋肉の緊張や、背中の構造的ストレスの解消を行うことが有効です。

つまりそれは普段から姿勢を良くすることです。

スマホネックや猫背を解消することです。

自分1人でできることとしては、立っていたり座っていたりする状態の時に、頭が前に出すぎないことを意識しましょう。

横から見たときに耳と肩が一直線になるように意識することがお勧めです。

でもそんなこと毎回毎回意識できないですよね…。

そこで舌で前歯を押さえつけると、自然と首が後ろに引けて正しい姿勢になります。時々これをやって姿勢を改善します。

(※押し続けるのは歯科的な問題が生じますので注意が必要です)

並行して、お腹や下半身を温める冷え対策を行うことも、緊張性頭痛の解消の助けになるでしょう。