心の病の原因は多くの場合、実は体の問題

 

うつの人はもともと几帳面で自分に厳しい、いわゆるストイックな面がある方が多いです。

常に心は緊張状態になりがちで交感神経(体を興奮させる神経)が強く働いている傾向にあります。

そのため自律神経を整えたり脳内ホルモンのセロトニンを分泌させる目的で、医療機関では薬物療法が中心に行われています。

しかし実際は感情を抑制することによる筋肉のこわばりや骨格の歪み、食生活による内臓の不調も、精神状態を悪化させる大きな要因なのです。

治療家の間では、

「体を病んでいるときは心を癒し、心が病んでいるときは体を癒しなさい」

と言われているほど、体の状態にも重きを置いています。

ゆっくり丁寧にお話を聞かせていただき、お体の調整や食生活の工夫を提案することは、我々施術家にとって大切な仕事です。

ひだまりケアでは頭蓋オステオパシー頭蓋仙骨療法という技法を軸に自律神経に特化した施術をいたします。

 

頭蓋仙骨療法は、メンタルの不調に有効

頭痛や肩こり、便秘などが主な訴えであっても、抑うつ状態や強い不安を抱えている方は少なくありません。

ひだまりケアで実施している徒手療法の1つ頭蓋仙骨療法は、不安や抑うつに対して有効とされる技法のひとつです。

頭蓋仙骨療法はW.G.サザーランドD.O.(オステオパシー医師)によって提唱された頭蓋領域のオステオパシーをベースに、ジョン.E.アプレジャーD.O.が改良、発展させ頭蓋骨と仙骨を連絡する硬膜の機能改善に特化した施術です。

頭蓋仙骨系に見られる波動現象は、クラニオリズミックインパルス(CRI)頭蓋仙骨リズムと呼ばれ、1分間に6〜12回という周期で、ごくわずかな膨張と収縮を繰り返し、自律神経の均衡を保ち、人間の恒常性の維持(ホメオスタシス)を維持しています。

この頭蓋仙骨の波動的な動き、頭蓋仙骨リズムに機能的な異常が生じると、不安や抑うつ、それらを始めとする様々な自律神経症状が生じるといわれています。

メンタルの不調の他に自閉症や多動性障害(ADHD他)などの発達障害も多くの場合、頭蓋仙骨リズムの機能障害が認められます。

確実に体が変わっていくのを感じていただけます

抗うつ薬や、強い睡眠薬のように即効性を期待できませんが、施術を繰り返すうちに徐々に体調が整っていくのを感じられます。

これはあくまで経験談ですが、1回の施術でかなり心が軽くなっり、睡眠の質が良くなったと感想を言われる方も多いです。

【施術風景:頭蓋の施術】

【施術風景:骨盤の施術】

 

しかし、やはり施術だけでなく、偏った食生活やスマホのやりすぎ、運動不足や夜更かしなどの環境の要因が強い場合には、併行して環境の改善や生活習慣の改善を試みなければ、根本的な改善にはつながらないでしょう。
いずれにしてもオステオパシーや頭蓋仙骨療法はうつ病のタイプを問わずに効果的なので、なるべく抗うつ剤や睡眠剤などの薬を使いたくない人や、なかなか改善しない人にお勧めします。

その人に合った体質改善に必要な食生活の工夫の提案、また体を温める生活を送る提案をさせていただきます。

 

 

施術の回数や頻度ですが、特に決まったものはありませんが、最初は1週間に1度(できれば施術の間隔は2週間以内)をお願いしており、6回〜10回目あたりで経過をみます。経過次第で終了もしくは、その後は1〜2ヶ月に1回など定期的な体調管理としての施術に移る方が多いです。

 

※参考までに施術を受けた方の声をご覧ください。

 

 

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