【低血圧】その不調は意外にも低血圧が原因かもしれない

目の疲れや肩こりも低血圧が原因?!

自律神経が乱れることで起こる、一般的な症状として低血圧があります。

低血圧は大きく分けて「低血圧症」という疾患から起因するもの(最高血圧が慢性的に100mmhg以下で、かつ病的な症状を伴うもの)と、

何らかの生活習慣が原因で起こる「血圧が低い状態」があります。

これは原因となる疾患が認められず、病的な症状もなく体質として捉えられて治療の必要性はないと言われているものです。

後者は一般的に、「原因不明の低血圧」わかっている事は自律神経の異常が認められることです。

頭蓋オステオパシーでは後者が施術対象になります。

では血圧が低くなること以外に、低血圧で現れる症状として、どのようなものがあるのか?

動悸がする、めまい、立ちくらみ、肩こりから疲れやすくなること、眼精疲労、頭重感などは実は低血圧で起こることがあります。

また多様な症状なだけに、常に体調や健康に不安と感じている状態、いわゆる不定愁訴などメンタル系の不調とも関係が大きいと言われています。

医療機関に行くと、一般的な治療としては、生活様式の改善を基本として、自律神経調整剤や、降圧剤など心療内科的な加療が行われます。

 

低血圧に対する頭蓋オステオパシー

 

低血圧の利用者様にに対して行う頭蓋オステオパシーとして当院はでは、

まずは体全体の歪みの改善。

例えば股関節や足関節の動きに左右差があった場合、その歪みの代償作用として腰や首周りに筋肉のコリをきたしている可能性があります。

それら局所の細かい歪みを解決していきます。

そして頭部への施術としては、動脈の血流量をアップすることを目的になります。

つまり交感神経のリズムを促していく施術になります。

一例ですが頭部のアステリオンという部分に何らかの異常があると、交感神経リズム(40〜45回/分)に乱れが生じて、頭が重い感覚、また「きつい帽子をかぶっているような締め付け感」が発生することがあります。

【アステリオン赤丸】

 

低血圧への日常的な対策

このほかに交感神経を高めるためにできる簡単な事は、

①大きな声を出す

②筋肉を使う運動を適度にすること

などです。

また食事対策として③体を冷やす食べ物、飲み物を避けるのも大切です(>>冷え対策関連記事)。

人の体は「ホメオスタシス」という機能で正常を保とうとします。

ホメオスタシスがはたらくことで血圧が低くなりすぎないように、また逆に高くなりすぎないようにして生命を維持するのです。

交感神経がうまく働かずに、低血圧になってしまうことは、まさにホメオスタシスが上手く機能していない状態です。

体が冷えることで筋肉や内臓が冷えます。すると筋肉や内臓がうまく働かないと脳が十分に機能せず自律神経がうまく働きません。そして自律神経がうまく働かないから、さらに冷えのスパイラルに入ります。

整体や、オステオパシーなどの施術と並行して症状の予防や、再発予防のための知識を提供することも、ひだまりケアの大切な役目だと考えております。