整体後の一時的な不調「好転反応」について

施術後に悪化? 知っておくべき「好転反応」とは??

整体、鍼、マッサージなどの身体のメンテナンスを受けた後に、身体が正常な状態に戻っていく過程で、痛み、発熱、

だるさなどの症状がでます。

 

その症状のことを好転反応と呼びます。

 

西洋医学の世界では、エビデンスがまだ乏しいというところから、あまり認められていない言葉ではあります。

 

しかし、施術後に筋肉が緩くなったり、急激に血の巡りが良くなったりすると、一時的に体が重く感じたり、何らかの変化を感じる事は自然なことです。

 

実はこれ、整体や鍼灸のあとにのみ起こる反応ではなく、ファスティングや冷え取りの習慣、また瞑想などの良い生活習慣を開始した際にも起こります。

 

ひだまりケアのお客様でも、特に初回から最初の2ヶ月以内での施術後に好転反応を経験される方もいます。

(※1回の好転反応は2~3日程度でおさまります。特に開始2か月以内の方に起こりやすいです)

 

好転反応の出かたは、人によってさまざまです。

 

ここでは、好転反応の種類や、出る症状についてご紹介します。

 

一般的には以下の4段階の順に出るといわれていますが、あくまで一つの目安です。

 

1.弛緩反応

 

弛緩反応とは、その名の通り身体にだるさや眠気が起こる好転反応です。

 

整体を受けることで筋肉のこりが改善され、血の巡りやリンパの流れが活発になります。

 

これは副交感神経が働くことによって起こる反応でもあります。

 

副交感神経のリラックス効果により、筋肉のこわばりが解放されて、

全身に強烈なリラックス効果が働くことで、眠気やだるさにつながるということです。

 

また、特に冷え性、低体温の体質の人は、施術後に発熱や痛みが出ることもあります。

 

整体の後には起こりやすい症状なので、ゆっくり休んでしばらく様子を見てください。

2.過敏反応

整体後から翌日朝などに頭痛、痒さ、局所の痛みが起こる症状です。

 

整体を施した部分の血流が良くなることで、その部分に一時的に痛みが出ます。

 

特に頭痛に関しては、首から上の骨格調整及び、こわばっている筋肉の解放(リリース)をした後に多く見られます。

 

胸椎から頚椎の骨格のズレを調整し、こわばった筋膜をリリースして血流が良くなると、

今までより多くの血流が頭部に流れることになります。

 

急に血流が良くなることで、一時的に頭痛が起きやすくなるのです。

 

3.排泄反応

整体を受けることで排泄物の量や色、においが変わったり、下痢になったり、尿の色が濃くなったりもします。

また皮膚の反応として、湿疹や吹き出物やニキビが出たりします。

 

そしてよく「リンパの流れが、、、」と言いますが、

リンパの働きは免疫と排泄です。

 

特に横隔膜や骨盤底部、頭蓋仙骨療法を実施した後はリンパの流れが良くなり、

老廃物の排出が促されるのが原因です。

 

また顔面部分のリンパを流す施術や顔面骨の調整により湿疹や吹き出物などが出ることもあります。

 

4.回復反応

回復反応とは、特に血行が悪かった人が整体を受けることによって、一気に血液の流れが良くなることで起きます。

 

だるさや発熱、吐き気、生理、のぼせ等が現れます。

 

温泉に入った後に起こる、湯あたりの症状に似ています。

 

好転反応への対処方法

 

 

好転反応は決して悪いものではありません。

 

身体が「治ろう」「自然なバランスを取り戻そう」としている証拠です。

 

多くの好転反応は、施術後にしっかり水分をとって、ゆっくりと身体を休ませれば、2~3日から1週間以内で自然と症状は治っていきます。

 

ここでは好転反応のとき、自分でもできる対処法を少し詳しくご紹介します。

 

(1)水分を摂ってゆっくり休む

特に整体後のだるさ痛みへの対策、また排泄反応が出やすい場合は水分をとることを心がけましょう。

水分をしっかりとすることで体外に老廃物や毒素を排出しやすくなります。

 

また肝臓は体の毒素を分解します。水分をとってリラックスすることがこの肝臓の解毒と排泄の働きを助けます。

 

(2)軽く身体を動かす

特に弛緩反応が強い方にはおすすめです。

 

適度に筋肉を使うことで血流が良くなり、体内の老廃物や毒素が排出されやすくなります。

1日15分程度のウォーキングを行うだけで十分です。

 

(3)お風呂に入る

湯船に浸かって体を温めることをオススメします。

 

シャワーでは返って体を冷やします。

 

 

お湯は38°C~40°Cのぬるめにして、15分程度浸かれると深部まで体温が上がります。

 

湯が熱すぎると心臓に負担がかかるため、注意しましょう。

(※発熱中を除きます)

 

 

(4)身体を温める食品を摂取する

一般的に好転反応は、身体の自然治癒力が高まっている反応と言われます。

 

しっかりとその働きを助けるために、体を温める食品や、飲み物を積極的に選びましょう。

具体的には、陽性食品と言われるもので、ほうじ茶、ショウガ・紅茶・かぼちゃ、ネギ・玉ねぎ、にんじん、りんご、みかん、きんかんなどです。

 

老加えて廃物の排出を促すため、水分を多めにとることも大切です。

 

水分は冷た過ぎないもので摂ってください。

 

 

【安城の整体ひだまりケアより、読書様へ】

このコラムは安城の整体、「自律神経専門整体ひだまりケア」のコラムです。

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