汚れた腸をキレイにしてくれるキレートフードのすすめ

腸がキレイな国は自殺率も低い

なんとなく元気が出ない時、食事を見直して腸内環境を改善することを以前の記事で書きました。

“腸内環境は一日にしてならず”です。

肉料理や甘い物、またアルコールの摂りすぎで、腸内環境が乱れている人は、

少しずつ食べる量を調整したり、発酵食品や食物繊維を積極的に摂り善玉菌を増やしていく”習慣”が必要です。

と言うのも、

腸が汚れていると悪玉菌が暴走して様々な不調を引き起こすことになります。

以前の記事→「最近元気が出ない」と思ったら行うべき3つの食事改善

悪玉菌の代表格は、大腸菌やウェルシュ菌など、タンパク質やアミノ酸を分解する際に有害物質を生成する菌です。

便秘によってその有害物質が腸内にとどまると、血液中に入って全身を流れ、肌荒れや風邪、花粉症、アトピー性皮膚炎のほかに様々な生活習慣病になりやすく、

また悪性腫瘍や脳卒中などの生死に関わる病気を引き起こすと言われています。

また幸せホルモンと呼ばれるドーパミンとセロトニンは、主に腸内細菌である善玉菌の作用を受けて生成されます。

セロトニンは不動心、精神の安定、ドーパミンは快楽や興奮、強烈なプラスの感情を脳に伝える神経伝達物質(脳内ホルモン)であるため、一流のビジネスマンやアスリートには欠かせない脳内ホルモンであり、これらがしっかり管理されていると言われています。

自律神経の安定、精神の安定にも、腸内環境は影響します。

不安感が強い人、不眠症で悩んでいる方は、たいてい便秘でも悩んでいます。

逆にお腹を下しやすい人も多いです。

「電車やバスではトイレが無いから落ち着かない」と不安を訴える人も少なくありません。

ちなみに食物繊維の摂取量が世界一と言われているメキシコは、自殺率が低いことでも有名です。

日本とメキシコでは経済や文化にかなり違いがあるため、自殺との因果関係は分かりません。

しかし、自殺が少ないという事は少なくとも日本よりは精神的に追い詰められている人の数が少ないのではと考えられます。

これも腸内環境がキレイであり、幸せホルモンであるセロトニンが生成しやすいことと無関係では無いかもしれません。

 

 

キレートフードで腸の有害物質を無毒化

 

腸の汚れは、悪玉菌を暴走させて様々な不調を引き起こすこと、

それが精神を不安定にすることが何となく想像いただけたと思います。

また肉食や糖分の取りすぎ、生活習慣の乱れや運動不足以外に、

腸を汚す原因の1つとして、外部から取り込んでしまう有害物質の存在があります。

カップラーメンや、ハムやソーセージなど加工食品に頼りがちな人は食品添加物などから、、

また、それらをあまり食べない人でも、空気や水道水などから知らず知らずのうちに有害物質を取り込んでいる恐れがあります。

これらを無毒化する働きがある食品が「キレートフード」です。

キレートという言葉は、「カニのハサミ」という意味のギリシャ語がルーツです。

添加物などの有害物質を挟み込むイメージです。そして無毒化して腸をきれいにする働きがあります。

 

最強のキレートフードはパクチー

パクチーは数ある食品の中で、最も優れたキレート効果があると言われています。

またキレート効果のほかにも、強力な抗酸化作用、消化促進作用、血流の改善、アンチエイジングなど様々な効果を発揮します。

実はこの記事を書いている私自身、あのカ●ムシのような匂いがするパクチーが苦手でした。

最近では生姜やニンニク、香味野菜と一緒に炒めることで、少しずつ慣れてきました。

パクチー以外にもねぎ、玉ねぎにも高いキレート効果があり、特に肝臓に溜まった毒素を分解する作用が高いため、お酒を飲む人は積極的にキレートフードを摂取することをおすすめします。

肝臓に良い食生活をすることで、肝臓の機能が強くなり疲労回復を後押ししてくれる効果も期待できます。

その他のキレートフードとしてはニンニクも高い効果を発揮する食材です。キレート効果に加えて滋養強壮効果があることでよく知られていますが、

その滋養強壮効果は、有害物質を排出することが理由の1つだとも言われています。

体調管理や、精神の安定のために腸内環境を整えようと考えている人は、腸の善玉菌を増やすことに加えて、

腸を汚す悪玉菌や有害物質の無毒化も念頭に入れて、キレートフードを積極的に摂ることをおすすめします。

 

当院のサービスでは頭蓋仙骨療法を軸とした自律神経系の施術に加えて、施術効果を高めて持続させるためのアドバイスも積極的に実施しております。