親子で施術を受ける意味
親子の施術で結果が変わる?
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不登校や引きこもりの方に対する施術を行う際に、時折そのお母様やお父様に声かけさせていただくことがあります。
それはお子様を取り巻く環境として、ご家族の体調や精神状態が非常に重要であることが多いからです。
つまり、それが施術結果を左右することもあるということです。
少し施術の話からずれますが、心理カウンセリングの中に、
「解決志向型ブリーフセラピー」
というものがあります。
その中に、「家族療法」というものがあり、
家族療法では例えば不登校のお子様が家族にいた場合、
このお子様のことを「患者」とは位置づけません。
あくまで「患者とみなされた人(IP:identified patient)」と位置づけします。
アプローチの対象は家族全体です。
そのことによって個人一人ひとりの心を癒し、人生を良くしていくものです。
不登校は「虫」が原因??
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少しユニークな事例紹介として有名なのが、
東豊先生の「虫叩き」の事例があります。
ある不登校のお子様がおりまして、
そこにお父様とお母様が一緒に東豊先生のカウンセリングを受けに行きました。
お父様は、
「俺が仕事ばかりしていて、全然この子にかまってあげられなかったからいけないのかな」
と悩みます。
お母様は、
「私の育て方がダメだったのかな。甘やかしすぎたかな。それともいろいろきつく言い過ぎたかな」
と、心を痛めます。
一方で、お父さんとお母さん同士のコミュニケーションでは、
お父様は、
「俺は仕事で忙しいのに、母親のお前がちゃんと子育てをしないからこうなったんだ」
とお母様を責めます。
また、一方で、お母様は、
「あなたが仕事ばかりで、子供に全然目を向けないから」
とお父様を責めます。
あまり家族関係も良くない状態で、こうなると当人同士だけでの解決は難しい状態です。
子供も親に何も言えない状態です。
ここで東豊先生はどのようにアプローチしたかというと、とてもユニークな方法を取りました。
少し荒療治にも思えます。
不登校の中には、いじめが原因の場合もありますし、何らかの精神疾患が絡んでいることもあります。
ただ一定数何の原因もないのに、学校にいけなくなる場合もあります。
もちろんその場合も、頭痛やめまい、腹痛など訴えられることもあります。
この症例のお子様の場合は、何が原因だったのかははっきりわかりませんが、
東豊先生は、そのお子様に対して、
「君のお腹の中に虫がいるんだ。”怠け虫”っていってね、君が悪いんじゃないんだよ。その虫が悪いんだよ」
と言いました。
それを聞いたお父さんとお母さんは当然キョトンとします…。
何故か分かりませんが、子供だけ乗り気だったそうです。
「〇〇くん、ここに怠け虫の絵を描いて」
と先生は子供にいいます。
そして、先生は言います。
「お父さんお母さん、今からわたしの言うことを聞いてください。
お父さんは、この虫のパンっと叩いてください、そしてお母さんも『出て行け。出て行け。』と言いながらこの虫を叩いてください。
その次に〇〇君も『出て行け。出て行け』と言いながら虫を叩いてください。
これを今日家に帰ってから毎日やってください」
という指示を出しました。
その時点でびっくりですが、その後、家族は先生の言う通りに毎日虫を叩く作業をやりました。
するとなんと、
そのお子様は、学校に行くようになったそうです。
ちょっと意味がわかりませんよね…。
人は居場所ができると心に余裕ができる
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「虫叩き」でなぜ不登校が解決したか??
少し解説すると、
これは心理療法でいう「外在化」というテクニックです。
今までは、不登校のお子様がいたら、
「その子供に問題がある」
「その子を育てたお母さんに問題がある」
「仕事ばかりで世話をしない。お父さんに問題がある」
という感じで、誰かに原因があるという前提でした。
つまり、原因探しをしてからアプローチに取り組むやり方が一般的です。
原因探しとは、すなわち“犯人探し”になってしまうわけです。
そうなってしまうと、ますます家族間の人間関係は悪くなってしまいます。
考えてみたらそうです、そのお子様も、お母様も、お父様だってその時やれることを精一杯やってきたわけですから。
誰も好き好んで不登校になっているわけではなく、誰も好き好んで、家族の不幸を願っているわけではありません。
この家族療法では、家族の中の1人に原因があると考えずに、家族の外側に原因がある。
つまり犯人は家族の外にあると考えることで、
お父さんとお母さん、そして子供にとって共通の敵ができ、
その敵を倒すために、家族が協力する作業をする時間が1日の中で増えたわけです。
すると家族関係が良くなってきます。
そして家族関係が良くなってくると、子供にとって家の中に居場所ができ、
家の中に居場所ができると、子供は心に余裕が出来て、再び学校に行く元気が湧いてくるわけです。
なかなかこのアプローチは、真似できるものではありません。
東豊先生もこの「虫叩き」のアプローチをする前に、しっかりとこのご家族に寄り添い、信頼関係ができてたからこそやれた事だと思います。
この事例を出したことで、不登校のお子様の家庭全てが家族関係に問題があると言いたいわけではありません。
1つ言えるのは、ご家族の中で1人でも気持ちに余裕がない人がいる場合、近しい家族にも何らかの体調不良に影響を及ぼしている可能性があるという事です。
親子には意識を反映する”共通の領域”がある
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頭蓋仙骨療法やオステオパシーは、骨格の歪みを調整したり内臓系の不調を改善し、体全体の脳脊髄液の循環を整え、自律神経や自然治癒力を高めていく手法です。
親子で受ける場合、親と子供は「フルイド・フィールド」と呼ばれる領域を共有しています。
このフィールドは意識を反映しており、家族や夫婦、特に親子関係で影響を及ぼすことがあります。
親が先に施術を受けることで、そのフィールドを整え、子供の施術にも効果を上げることができるのです。
このようなアプローチは、発達障害や愛着障害、引きこもり、自閉症、起立性調節障害などに対しても効果的です。
頭蓋仙骨療法やオステオパシーは、身体に備わる自然治癒力を引き出す手技であり、個人を超えた親子間、また家族全体の健康に役立つことがあります。
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【安城の整体ひだまりケアより、読者様へ】
このコラムは安城の整体、「自律神経専門整体ひだまりケア」のコラムです。
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