在宅ワークで腰が痛くなる人へ

椅子に座ってるけど、あぐらをかく人いませんか?

私も職業柄、施術をしていない時間は在宅ワークをすることが多いです。

 

実は、集客や事務作業にほとんどお金をかけない私のような自営業者にとって、この時間は結構ウェイトを占めています。

ブログを書いたり確定申告をしたり、解剖学の復讐をしたりオンラインでセミナーを受けることもある意味在宅ワークです。

 

刈谷市、安城市、岡崎市などの西三河では、私のような自営業者でなくても在宅ワークをされている方が徐々に増えてきています。

全国平均からすると、まだ低い方ではありますが、部分的なリモートワークは増加傾向のようです。

 

出張施術を主に行っていると、やはり在宅ワークのお客様からの依頼も多く、

お話も伺うたびに、私も心の中で、「わかる!」と思わず共感することがあります。

 

在宅ワークならではの腰の揉み、自律神経の不調があります。

 

在宅ワークが続くと、腰の重さや痛みを感じることがあります。

なるべく1時間以上座りっぱなしにしないように気をつけているのですが。

 

長時間座り続けることは、姿勢の問題というよりも、自律神経の疲労に近いものがあります。

 

特に、自宅でパソコンに向かっていると、気づけば椅子の上であぐらをかいてしまう人は実は結構多いのではないでしょうか?

 

多くの人は「腰に悪い」と分かっていながら、ついその姿勢を選んでしまう。

 

これは意志が弱いとか、そういう問題ではありません。

 

これは意志の問題ではなく、

身体が無意識にその時楽な姿勢をとってしまうシステムになっているからです。

一種の守りのプログラムのようなもの。

 

あぐら自体は悪ではありません。

ただ、長時間続ければ腰に負担がかかるのも事実です。

 

だからこそ、「あぐらをやめましょう」と強く言うよりも、

 

あくらもかきつつも腰を負担から守る対策が必要です。

それが結果的に、

あぐらをかかなくても楽でいられる身体に戻すことにつながってきます。

 

座りっぱなしで腰が痛くなる理由

実はこの痛み、姿勢の問題だけではなく「緊張が抜けない状態」が続いていることが大きく影響しています。

 

長時間座っていると腰が痛くなるのは、腰そのものが弱いからではなく、座り続けることで呼吸が浅くなり交感神経が優位になり、

その結果、体が“守りのモード”に入ってしまうからです。

 

よく、「あぐらをかくと体が硬くなるよ」という注意喚起を耳にします。

 

厳密に言うと、あれはこういうことです。

 

脳が「この姿勢は危険かもしれない」と判断すると、腰まわりの筋肉を固めて守ろうとします。

その結果、腰が重くなり、あぐらのように身体を丸める姿勢を選びやすく、筋肉も硬い時間が続くので、体が硬くなった気がする…。

 

またその姿勢を続けると骨盤が後ろに倒れ、腰椎の支えが弱くなり、さらに腰に負担がかかるという悪循環に入りやすくなります。

腰の不安定は、結果的に頸椎や頭蓋の不安定にもつながってきます。

 

あぐらによる弊害を軽くするには?

あぐらによる腰の痛みを少しでも軽くするには、

姿勢を直すのではなく、身体の緊張を一時的にでもほどく必要があります。

在宅ワーク中でも、たった1分あれば身体の緊張をリセットできます。

 

特別な道具も、スペースも必要ありません。

椅子に座ったまま、静かに行うだけで十分です。

 

最初に行うのは、背もたれに身体を預けることです。

姿勢を正すのではなく、あえて“預ける”。

 

腰や肩、首の力を抜き、椅子に全体重を委ねるように座ると、

脳は「もう支えなくていい」と判断し、腰の緊張がゆるみ始めます。

 

次に、息を吐くことだけに意識を向けます。

吸おうとしなくて構いません。

 

細く長く、ゆっくりと吐く。

吸う息は自然に任せる。吐く息は迷走神経を刺激し、交感神経のブレーキになります。

 

腰の痛みが軽くなるのは、腰の筋肉がゆるむからではなく、呼吸が深まり、身体全体の緊張がほどけるからです。

最後に、骨盤をほんのわずかに前後へ揺らします。

 

大きく動かす必要はありません。

むしろ、1センチ動いているかどうか分からないほどの小さな動きで十分です。

この微細な揺れは、歩くときの骨盤のリズムを呼び戻します。

歩くリズムが戻ると、自律神経も整いやすくなります。

 

あぐらを否定しない理由

あぐらを完全に否定する必要はありません。

身体(脳)が一時的に楽だと感じる姿勢を選ぶのは自然なことです。

 

ただし、あぐらをかき続けると腰に負担がかかるのも事実です。

 

だからこそ、自分自身に無理にあぐらをやめさせるのではなく、

あぐらを選ばなくても楽でいられる身体に戻すことが大切です。

 

1分間リセットを続けると、腰の緊張が抜け、呼吸が深まり、

身体が“避難姿勢”を取る必要がなくなります。

 

すると、自然とあぐらをかく時間が減っていきます。

これは、姿勢を矯正するのではなく、身体の安心感を取り戻すアプローチです。

 

安心が戻ると、身体は本来の動きに戻り、腰の負担も軽くなります。

実際に腰が痛いからといって、インナーマッスルを鍛えると考えると、

「結局筋トレか?それはしんどいなぁ」

となって、

ちょっと気が遠くなりませんか?

 

五十肩だからといって肩の筋肉を安定させる事は確かに正しいですが、

やっぱりそれだけだと苦しくなるし、挫折してしまう人も多いです。

 

続かなきゃ意味がありません。続けるためには、とことんハードルを下げる発想も大事です。

 

ダラーンと腕の力を抜いて楽にすること、これだけで少し痛みが軽くなるということを経験すると、もう少し続けてみようってなります。

 

もちろん、

長期的には筋力をつけていくことが必要かもしれませんが、

まずは今力が入りすぎていないか?

という視点が持てれば、またアプローチの仕方も変わってくると思います。

 

まとめ

腰痛は姿勢の問題のみならず安心感の問題でもある。

在宅ワークで腰が痛くなるのは、姿勢が悪いからではありません。

 

長時間座り続けることで呼吸が浅くなり、身体が緊張し、脳が“守りのモード”に入ってしまうからです。

あぐらは悪いクセではなく、身体が選んだ一時的な逃げ場。

 

ただし、長時間続ければ負担になる。だからこそ、あぐらを責めるのではなく、身体が避難しなくていい状態に戻すことが大切です。

そのための小さな習慣が、仕事中にできる1分間リセットです。

 

背もたれに預け、ゆっくり吐き、骨盤をわずかに揺らす。

このわずかな1分が、腰の負担を軽くし、呼吸を深め、再び“前に進める身体”へと戻してくれます。

 

これがちょっとした自律神経の救済につながっていきます。

 

 

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