チャクラの観点から見る施術と不調解消の可能性 ① 

頭蓋仙骨療法では、チャクラや経絡の視点からも施術をしていくことがあります。

 

体の不調の原因となっている部分が感情的なトラウマが関わっていたりすると、徒手的に施術してもなかなか解放されません。

 

歪みを完全に直していくのに時間がかかります。

 

そこでチャクラの観点から歪みを調整していくと、しっかりと解放されて精神的にも大きな安心感が得られたりします。

 

チャクラは体のエネルギーセンター

オステオパシーの施術でも、骨や股関節の歪みを解放して痛みを解消したとしても、横隔膜の硬さが残っていると、体はすぐに元に戻ります。

 

横隔膜の動きが悪いと呼吸が浅くなり、呼吸が浅くなると交感神経が優先的に働くことによって、筋肉が硬なりやすい状態になります。

 

また、それだけではなく、横隔膜の部分で、リンパや血液の滞りを起こしやすくなります。

 

チャクラや経絡もこれに近い考えです。

 

特にチャクラには、何らかの不調によってエネルギーが滞りやすくなる性質(ブロックされる)があります。

 

例えば、喉の痛みやストレスを感じる時には「第5チャクラ(喉のチャクラ)」が滞りやすくなり、

 

また腰痛がある場合は「第1チャクラ(ルートチャクラ)」のエネルギーのブロックが関与しているという解釈がなされることもあります。

 

チャクラに対する施術は隔膜のリリースや手を近づけてエネルギーを感じるチャクラのワークなどがありますが、

 

施術の序盤もしくは仕上げ的なプロセスとして行われることが多いです。

 

そこで今回は、7つのチャクラについて三部作で簡単に解説していきます。

 

7つのチャクラについて解説(第1・第2チャクラ)

 

 

7つのチャクラは、それぞれある方向にエネルギーを発しており、

 

第1チャクラは上を向いており、第7チャクラは下を向いています。

 

そしてその他のチャクラは全て前と後ろに向いてエネルギーを発しています。

 

7つのチャクラは、脊椎とコネクトしており、7つすべてつながっています。

 

第1チャクラ(ルートチャクラ)

第1チャクラの赤いチャクラで、尾骨に存在します。

 

ここはグラウンディングを可能にするチャクラです。

 

グラウンディングとは心と体が地に足をついている感覚であり、

 

自分自身を「今この瞬間」にしっかりと結び付け、安定感や安心感を得るためのプロセスです。

 

安全に生きること、この世に存在しても良いという感覚、食べ物お金など生きることのための感覚に関わるチャクラです。

 

生殖器官や、副腎とも深く関連しています。

 

骨盤底筋、骨盤隔膜のリリースや裸足で両足を地面について大地を感じながら深呼吸することでこのチャクラは活性化します。

 

第2チャクラ(仙骨チャクラ)

第2チャクラはオレンジ色であり、仙骨に存在するチャクラです。

 

他者を受け入れることや他者との関係性を良好にすること。

 

また創造性を養うことにもつながります。

 

仙骨は英語でセイクラルと呼び別の意味では「聖なるもの」ということでも知られています。

 

新たな価値を生み出したり、本来の自分とつながって、十分に満ち足りる幸福感が得られるチャクラとされています。

 

卵巣や睾丸と深く関連しています。

 

まとめ

今回は、第1チャクラと第2チャクラの解説でした。

 

第1チャクラ(ルートチャクラ)は「安定と安心感」を象徴し、地に足をつけたグラウンディングや生存本能に関わります。

 

第2チャクラ(仙骨チャクラ)は「創造性と感情」を象徴し、他者との関係性や自己表現、喜びを感じる力に関連しています。

 

それぞれが身体と心の土台を支える重要なエネルギーセンターです。

 

【記事の続きはこちら】

>>チャクラの観点② 内なる力と声を解き放つ第3~第5チャクラの活性化

 

 

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【参考書籍】

7つのチャクラ キャロライン・メイス 著  川瀬 勝