夢を見る理由と睡眠の深さの関係 ~自律神経を整える方法とは~

夢を見るのは浅い睡眠?

夢を見ることが、睡眠の質が良くない証拠と言われています。

 

それは睡眠の深さが根拠とされています。

 

そして、 睡眠の深さは、自律神経のバランスに関連しています。

 

多くの人にとって、睡眠は人生の質を左右するための大切な要素です。

 

人生の3分の1を睡眠が占めるわけですから、

睡眠の質を犠牲にして生活すると、何らかの不調を抱える可能性が高まります。

 

睡眠中によく夢を見ることが、なぜ浅い睡眠であるのか理由を説明していきます。

 

なぜ夢を見ることが浅い睡眠と関連しているのか

夢を見る頻度が高いことが浅い睡眠と結びつけられる理由は、睡眠のサイクルと深い関係があります。

 

睡眠は、浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)が交互に繰り返されるサイクルで構成されています。

 

レム睡眠の間に夢を見ることが多いとされており、

 

この状態では脳の活動が比較的活発です。

 

一方、深いノンレム睡眠では脳の活動は低下し、身体の回復が促進されます。

 

夢を頻繁に見る人は、レム睡眠の割合が多い、またはノンレム睡眠への移行が妨げられている可能性があります。

 

そのため、体が十分に休息できず、朝起きたときに疲労感を感じることがあります。

 

また、頻繁に目が覚めることでレム睡眠が途切れると、再び浅い睡眠サイクルに戻ることもあります。

 

自律神経の役割と睡眠の深さ

自律神経系は、交感神経と副交感神経のバランスから成り立っています。

 

このバランスは睡眠の深さや質に大きく影響します。

 

日中にストレスを受けたり、交感神経が過剰に優位になる生活を送っていると、夜間に副交感神経が適切に働かず、深い睡眠が妨げられることがあります。

 

例えば、仕事や生活上のストレスが多い場合、体がリラックスする時間を十分に取れず、

 

入眠が困難になったり、途中で何度も目覚めてしまうことがあります。

 

その結果、浅い睡眠が増え、レム睡眠の時間が長くなることも。

 

このような場合、自律神経を整える方法を取り入れることが重要です。

 

具体的には、以下のような対策が有効です:

・寝る前に深呼吸や瞑想、ヨガを行い、リラックスする習慣をつける。

・就寝直前にスマホやPCの使用を控え、副交感神経を優位にする。

・規則正しい生活を送ることで体内リズムを整える。

 

夢を見やすい人にとっての具体的な改善策

①生活習慣の見直し

不規則な食事や就寝時間は、自律神経の乱れを引き起こしやすく、結果として睡眠の質が低下します。

ちなみに、糖質が多い食事や食物繊維が少ない食事は自律神経のバランスを崩し、浅い睡眠につながる可能性が高まります。

特に、寝る前のカフェインやアルコールの摂取を控えることが推奨されます。

 

②ストレス管理

ストレスが原因で交感神経が優位になり続けると、

睡眠の深さに影響が出ます。

ただ、生きてる以上、嫌なストレスは避けられません。

よくお医者さんに、睡眠の浅さや胃の痛みを相談したところ、

「ストレスを減らしましょう」

と言われますが、、

それができたら苦労しない人がほとんどではないでしょうか?

結局は、積極的な休息を取り入れることしかないのです。

日常生活に適切な休息時間を取り入れ、マインドフルネスや瞑想を実践することでリラックスを促しましょう。

↑「瞑想」「マインドフルネス」「ヨガ」、AIに相談したら、必ずこの3つのキーワードが出てきます、、。

 

 

③運動の習慣化

適度な運動は自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。

ただし、就寝直前の激しい運動は避けましょう。

 

④睡眠環境の整備

光、温度、音などの外部環境が睡眠に与える影響は大きいです。

暗く静かな部屋を作り、快適な寝具を選ぶことで深い睡眠を促進できます。

個人的には、運動の習慣を身に付けるよりも、睡眠環境の調整の方がハードルが低くて効果的だと感じています。

 

>>自然な眠りを得るための5つの工夫【不眠は準備不足!】

 

夢を見ることのポジティブな側面も忘れずに!

 

ただし、夢を見ること自体が必ずしも悪いわけではありません。

 

夢は脳が日中の情報を整理したり、感情を処理する役割を果たしているとも言われています。

何よりレム睡眠(夢を見ている時の睡眠)は嫌な記憶を脳から除去する役割もあります。

 

頻繁に夢を見る場合でも、夢の内容や睡眠後の感覚を見直して、自分に合った生活習慣を模索することが重要です。

 

結局のところ、睡眠の質を向上させるためには、自分自身の生活パターンや体調を客観的に見つめ直し、無理のない範囲で改善策を実行することがカギになるといえるでしょう。

 

小さな取り組みでも、継続すれば大きな変化につながります。

 

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