うつと背中の痛み 心と体をゆるめる3つのセルフケア

うつによる背中の激痛はなぜ起こるの?

うつなどのメンタルの不調になると、心だけでなく体にもさまざまな不調が現れます。

 

背中の激しい痛みもそのひとつです。

 

これは単なる「筋肉痛」ではなく、脳・神経・筋肉・心のつながりが乱れることで起こる複雑な現象です。

 

 

痛みは「脳の防御反応」

うつ状態では、脳が「危険を察知しすぎる」ようになり本来なら痛くないはずの刺激にも「痛い!」と反応してしまうのです。

 

特に首の周りには、脳に血液を送る重要な血管や生命を維持するための自律神経の中枢があるため、

 

ストレスによる防御反応が強く出やすいと言われています。

 

 

自律神経が暴走して、筋肉がこわばる

ストレスや不安で「交感神経」が過剰に働くと、背中の筋肉がずっと緊張したままになります。

 

特に、背骨の両側にある筋肉(脊柱起立筋)や肩甲骨まわりがガチガチになりやすいです。

 

本来、背中の筋肉や肩の筋肉は、自分の意思で動かすことができる随意筋ですが、自律神経が乱れると無意識に硬くなることが厄介なところです。

 

 

神経の通り道がうまく動かなくなる

背骨の中には「硬膜管」という神経の通り道があります。

 

うつ状態では、この硬膜管がうまく動かなくなる傾向があり神経が刺激されやすくなります。

 

その結果、ちょっとした動きでも「ズキッ」と痛みが走ることがあります。

 

また硬膜は背骨や頭蓋骨の運動にも関与しているため、頭蓋仙骨リズムの乱れに繋がり活力の低下につながります。

 

 

筋膜のねじれが筋肉の働きを邪魔する

硬膜は筋膜につながっています。

 

筋肉を包んでいる「筋膜」が固くなったりねじれたり引っ張られたりすると、筋肉がうまく動けなくなります。

 

これも痛みや違和感の原因になります。

 

 

どう向き合えばいい?

この痛みは、単に「揉めば治る」ものではありません。

 

心と体の両方にアプローチすることが大切です。

 

たとえば:

• やさしい施術で筋肉と神経の緊張をゆるめる ※必要に応じて力を調整

• 呼吸や姿勢を整えて、自律神経を落ち着かせる

• 「痛み=悪いこと」ではないと理解することで、脳の過敏反応をやわらげる

 

施術では、一般的にこのような対策をとるようにします。

 

また後日、当院の施術内容もコラムとして挙げさせていただきます。

 

 

うつによる背中の痛み対策は工夫がいる!3つの具体的なセルフケア

基本的に、うつに伴う背中の痛みは、骨格や筋肉の問題ではなく、

 

自律神経の問題であること、つまりストレスの問題であることと認識しながら対応することが大切です。

 

なので、自律神経を整える観点から3つのセルフケア対策を紹介します。

 

①呼吸を深くすること

「リラックスするぞ」と思っても、意識的にリラックスすることは難しいものです。

 

それはリラックスできるかどうかは自律神経が支配しているからです。

 

しかし、例外的に呼吸を整えることだけは、自分の意識で自律神経を整える唯一の手段になります。

 

無意識のうちに浅くなっている呼吸を、ゆっくり深くすることによって、自然と筋肉は緩み始めます。

 

呼吸を深くすることで、即座に自律神経はリラックスモード(副交感神経)に傾きますが、

 

背中の痛みに効果が現れるのは、時間差があり2日後から3日後くらいになる事はあります。

 

もちろん、人によっては即効性がある方もいます。

 

【ポイント:朝晩5分、吐く時間を長めにとる深呼吸を習慣に】

 

②体を温める

これも意外と知られていませんが、体が冷えると交感神経が過剰に働き、筋肉は硬くなります。

 

夏でも暖かい飲み物を飲むようにしたり、靴下を履いて下半身を冷やさない工夫をすることによって少しずつ確実に冷えにくい体へと変化していきます。

 

この冷え体質を改善することによって、季節の変わり目の気圧の変化にも耐えやすい体に変化していくので、ぜひお試しください。

 

【ポイント:冷房の効いた室内では、首・足首・お腹を守る】

 

 

③目のリラックス

現代人は、パソコンやスマホの画面に注視することで、頭が固定されたり、首に持続的な緊張が入ります。

 

しかし、

どんな姿勢であってもスマホの画面を見続けることによって首や肩、背中の筋肉は視神経を通じて緊張しやすくなるのです。

 

心地よい程度に温めた濡れタオルを目の上に乗せてリラックスすると、血流が増加して心と体のリフレッシュにつながります。

 

実は目は「露出された脳」と言われるほど心身の疲れを左右する器官です。

 

【ポイント:昼休みや就寝前に、目元を温める習慣を】

 

 

まとめ:背中の痛みは「神経からの声」

背中の痛みがうつと関係している場合、

 

それは「構造の異常」ではなく「神経のSOS」であることが多いです。

 

だからこそ、自律神経を整えるセルフケアが、痛みの根本に届くアプローチになります。

 

この習慣は、なにも一生やり続ける必要はありません。

 

焦らず、少しずつ、自分のペースで取り入れてみてください。

 

施術編はこちら⇒うつによる背中の激痛に対する施術

 

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